本日、早くも二度目のパンテオン前、ロトンダ広場。

つくづくと、パンテオンはローマのランドマークです。今の時代、ランドマークと言えば、空に向かってそびえ立つ高層建築物がその役割を果たすことが多いでしょう。しかし、2世紀に立て直されたパンテオンは、「全ての道がパンテオンに通ず。」と表現しても過言でないほど、この周辺の道はロトンダ広場に注がれ、パンテオンが車輪の機軸のような位置づけになっています。パンテオンが見えれば、パンテオン前に立てば、自分の位置とこれから行こうとする目的地を確認できます。

雨のパンテオン。とっくに開館されていますが、列柱の中へ入ろうとする見学者の人混みはありません。ワタシも、明日、8時の開館一番に見学する予定にしているので、今日のところは偉大なるランドマークとして、パンテオンを背にして自分が進む道を確認しています。



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