クローズしていたサンタ・マリア・デッラ・パーチェ教会からナヴォーナ広場を抜けて、サピエンツァ宮前の通りに出ると、サン・ルイージ・デイ・フランチェージ教会が見えました。12時を回っていますが、修学旅行のような中学生らしき子どもたちの集団が、教会前に固まっています。傘を閉じて、教会内部に内部へ入ろうとしているように見えました。

本日の見学予定には入れていませんでしたが、12時を過ぎても入れるのなら、見れるときに見ておこうという気軽な気持ちで、その団体の後ろについて入りました。

いつも、カラヴァッジョの絵画の前に直行していましたが、本日は、三廊式内部の中央に立ち止まり、祭壇を眺めてみました。こんなに金の装飾が施されていたとは、初めて気が付きました。

カラヴァッジョの三部作、中央は“聖マタイと天使”。

小さなな団体さんは前を陣取って、引率する先生の説明に耳を傾けながら、繰り返し、コイン照明を点けてくれました。お陰で、雨天で光が差し込まない内部でも、鮮明に絵画鑑賞できました。両脇の“マタイの召し出し”と“聖マタイの殉教”は、明日、本来の見学予定で改めて、載せましょう。



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