パリ・CDG空港に到着。

ターミナル2F・F-2から、入国審査でパスポート提示をし、F-1へ。

帰りの乗り継ぎ45分を踏まえて、移動すると、聞いていた通り、徒歩10分でした。

ほぼ定刻通りに着いたパリは4時半。まだ夜明け前です。

F-1入口付近には喫煙場所は見当たらず、外に出て一服。
F-1入口前で、手荷物検査があります。

オンライン・チケットを購入したワタシには、AFから合計3回も、液体手荷物の注意メイルが届きました。

注意に従って、小分けした化粧水やコロン、クリーム、etc.入れた透明ジップロックを片手に検査待ち列に並ぶと、係員は先に並ぶ女性の透明ビニール袋の中味を出させてチェックしているせいか、後ろのワタシたちには、「行っていいよ。」という手の仕草で合図し、拍子抜けするほどあっさりと、通過させてくれました。

F-1内部には、会員専用ラウンジ以外は喫煙場所なし。
ローマに向けて飛ぶ飛行機はF29番ゲートでした。
7:00am発のAF9830便。

まだ、外は明るくなりません。
AF9830に乗ると、フライトアテンダントはみな、「ボンジョルノ〜」と挨拶。

ローマに向けてのサービスの一環かと思いきや、このAF9830便はアリタリア航空との共同運航。そして、乗務員はみな、アリタリアの人たちだったのです。

道理で、機内カラーがブルーからグリーンに変わっているのにも、納得、これはアリタリア航空機なのでした。
機体が離陸し、上昇すると、地平線の彼方は日の出直前。
上昇し、30分も経つと、ランチボックスが配られました。

左端に見えるのは、ハムとクリームチーズが挟まれたサンドウィッチ。

「イタリアって、どこで食べても、食事は抜群なのに、お弁当はダメだねぇ。」と、7年前に、ローマからフィレンツェへ向かう車内で購入したパニーニに落胆したのを思い起こしました。あの車内のパニーニに比べたら少しだけ、しっとり感に救われますが。
雲の上は朝陽に照らされています。
アルプス。

ドイツからのアルプス越えと比べると、山並みの険しさが緩い感じ。

前方に、ローマを覆う厚い雲が見えてきました。
案の定、下界は雨でした。

日本を発つ前から何通りかの天気予報をチェックしていましたが、到着日から雨というのは、一番信じたくない予報が大当たりのようです。

機内での座席が前方寄りだったので、待ち構えていたバスには一番乗り。

空席が目立つ機内でしたが、バス一台に全員が乗ると、ぎゅうぎゅう。日本人はワタシたちともう一組だけ。日本人以外の圧倒数の人々とすし詰めというのも、オツです。
飛行機に預けた荷物も、お客が少なかったせいか、すぐに出てきました。税関を出て、「Charta ROMA」をいただいて、外で一服する時間を消費しても、余裕で、10:05am発のテルミニ駅に直行するレオナルド・エクスプレスに乗ることが出来ます。

列車がやって来ました。

雨模様の車窓を眺めながら、10:36にはテルミニ着です。

ワタシたちの“週末ローマ”が始まります。


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