夜の成田空港。

殆んどの受付カウンターがクローズして、閑散としていました。
第一ターミナルから発つフライトはラスト3。

ワタシたちが乗るAF277/JAL5055便が一番最後のフライト。
さぁ、これから、パリ・シャルルドゴール(CDG)空港まで、13時間の長旅が始まります。
ほぼ満席。

7年ぶりに乗るエールフランス。各席にモニターが備え付けられていました。離陸前で、チャンネル選択は出来ません。
離陸し、一時間ほど経つと、アペリティフ・サービス。迷わず、シャンパンを指定。

良く冷えたシャンパンはもちろん、「オイシー。」
シャンパン・サービスと共に配られた、本日のメニュー。

メインのチョイスは「ビーフ」でしょ。
ところが、配膳の順を待つ間に、ビーフは完売。

“和食サーモンとご飯”がメインディッシュ。

ご飯もあるけど、一律に配られるパンも。炭水化物の集中砲火。

ビーフで赤ワインは、白いご飯で赤ワインに。

和食サーモンもなかなか美味でございました。
ディナーを終え、明朝、現地時間の9時からの活動を控えて、十分な睡眠をと試みるも、浅い眠りで度々、目を覚ました。

すると、肘掛の灰皿が気になります。

ハッカとガムとキャンディで気持ちを誤魔化しても、全席禁煙の座席に、蓋が開く灰皿があるなんて、遊ばれてます。
窓の外は依然として、漆黒の闇です。

シベリア大陸の広大さを実感しつつ、ようやく、眼下に街の灯がポツポツと、そしてやがて、街を模る灯りが見て取れるようになりました。ヨーロッパ大陸、スカンジナビア半島上空に入ったようです。

朝食サービスが始まりました。

唯一、バターのパッケージだけに、日本語文字が明記。中味は、カルピス・バターのようなクリーミーナ味でグッド。

いちごジャムはプレーン・ヨーグルトに混ぜていただきました。
そろそろ、着陸が近付き、高度が下がり始めました。

成田から、はるばる9654キロ飛んで来たのですね。もうすぐ、パリです。


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